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【2025年】保育園キャッシュレス決済サービス5選を徹底比較!導入のメリットとは?

保育園における現金での集金は、保育士や保護者にとって大きな負担となっています。

本記事では、キャッシュレス決済の現状やメリット・デメリットを解説します。そのうえで、保育園向けのおすすめキャッシュレス決済サービスを比較していきます。

保育園におけるキャッシュレス決済の現状と課題

保育園におけるキャッシュレス決済の導入状況と普及度

現在、日本の保育施設でキャッシュレス決済サービスを導入している保育園の割合はわずか5.5%しかありません。

出典:【調査レポート】 保育園における請求・集金に関する実態調査アンケート キャッシュレス決済(電子決済)の導入率は5.5%

保育園にてキャッシュレス決済サービスの導入が進まない理由としては、初期費用や手数料がかかるといった、費用・予算面での懸念が大きいといえます。

その懸念を払拭するため、近年では各自治体がICTサービスの導入をサポートする補助金の支給を開始しています。キャッシュレスサービスもこれらの補助金で導入費用の補助があるので、今後導入が拡大していく見込みです。

保育園における現金集金の課題

保育園では、保育料、給食・副食費、延長保育料、一時保育料、イベント参加費用などの集金が必要ですが、これらを現金集金することは、保護者と保育園の両者にとって多くの手間がかかります。

具体的には以下のような問題が日々発生しています。

  • 保護者が現金を持ち歩いていないので払えない
  • 施設にお釣りがない
  • 集金担当者(保育士)の負担がある
  • 防犯や誤飲防止などの対策が必要
  • 小銭の銀行預け入れの手数料が発生する
  • 帳簿管理の手間がある

これらの課題は、クレジットカード決済やQRコードを利用したキャッシュレス決済サービスの導入によって解決できるかもしれません!リットとデメリットがあるのか見ていきましょう。

保育園におけるキャッシュレス決済のメリットとデメリット

保育園におけるキャッシュレス決済のメリット

キャッシュレス決済を導入することで、様々なメリットがあります。

■保育園へのメリット

  • 安全性の向上
    保育園側では、現金管理や集金袋の管理負担が減るのはもちろん、紛失や盗難のリスクが軽減され防犯に役立ったり、こどもの誤飲などのリスク管理も不要となるので、施設の安全性が向上します。
  • 保育に集中できる
    日々の業務プロセスが効率化され、保育士がより教育や保育に集中できる環境が整います。
  • 会計業務の効率化
    キャッシュレス決済のシステムは、支払履歴の自動記録機能を備えていることが多く、会計処理の精度向上や経理業務の効率化にも寄与します。

■保護者へのメリット

  • 利便性の向上
    保護者は現金を持ち歩く必要がなく、オンラインで手軽に決済ができるため、支払いの手間が大幅に軽減されます。特に忙しい保護者にとって、スマートフォンやパソコンから支払いが完結することは大きな魅力で、支払の利便性が大きく向上します。
  • ポイント還元がある場合も

キャッシュレスにすることで、保護者の希望する支払方法が選べるため、それぞれの決済サービスで決済時にポイントが付与される場合もあり、保護者の満足度も向上します。

■環境へのメリット

  • 紙の支払控えや、紙での支払金額通知が不要になることで、ペーパーレス化が推進され、SDGsにも寄与できます。

これらのメリットが相まって、キャッシュレス決済は現代の保育園にとって、不可欠な要素となりつつあります。

保育園におけるキャッシュレス決済のデメリット

キャッシュレス決済は多くのメリットがありますが、いくつかデメリットも存在します。

  • 初期費用がかかる
    キャッシュレス決済を導入するための初期投資はデメリットの一つです。システムや機器を導入するためのコストや、システムに慣れてもらうための保育士への説明などトレーニングコストもかかる場合があります。
  • 技術的なトラブルとメンテナンス費用
    システム障害やネットワークの問題が発生すると、決済ができなくなるリスクがあります。また、機器やソフトウェアのメンテナンスが必要で、これには費用がかかることも考慮しなければなりません。
  • セキュリティの問題
    個人情報や決済情報がデジタル化されるため、ハッキングやデータ漏洩のリスクが高まります。保護者がキャッシュレスシステムを利用する際に、セキュリティ対策が不十分だと感じる場合、信頼性に疑問を持たれる可能性があります。
  • 利用が困難な方への対処
    キャッシュレス決済を望まない保護者もいるため、それ以外の支払方法についても考えておく必要があります。

なお、保育施設向けキャッシュレスサービス「誰でも決済」では、これらのデメリットを最小限にすることができます。「初期費用・月額費用0円、機器の購入&メンテナンス不要、最低限の個人情報管理」など、魅力がいっぱいです!

保育園におけるキャッシュレスシステムの種類と選び方

キャッシュレスサービスの種類

では、具体的にキャッシュレスとはどのような決済手段を指すのでしょうか?基本的には現金以外の支払方法すべてを指し、ここでは以下の4つを紹介します。

キャッシュレス手段特徴用途
クレジットカード/デビットカード広範囲で利用可能、導入のハードルが低い日常的な支払い
電子マネー(プリペイド)小額決済に便利、迅速で簡単昼食代、イベント費用の支払い
スマートフォン決済専用端末不要、手軽に導入可能QRコード/バーコードでの支払い
オンライン決済・口座振替インターネットを介した支払い、請求書の送付がスムーズ定期的な支払い

■クレジットカード・デビットカード

クレジットカードやデビットカードは、古くから利用されているキャッシュレス手段で、広範囲での利用が可能です。これらは、保護者が日常的に利用していることが多く、海外の一時保育の場面などの方にも需要があります。

■電子マネー(プリペイドカード/交通系IC)

事前にカードへ金額をチャージしておくことで、主に小額決済に便利です。保育園では、園児の昼食代やイベント費用の支払いなどに活用されることが多く、迅速で簡単な取引が可能です。

■スマートフォン決済

さらに、近年注目されているのがスマートフォン決済です。スマートフォンで専用のアプリをダウンロードして、そこに表示されるQRコードやバーコードを読み取ることで支払いできます。専用の端末を必要とせず、手軽に導入できるため、保育園においても普及が進んでいます。

■オンライン決済・口座振替

オンライン決済も重要なキャッシュレスサービスの一つです。保護者がインターネットを介して支払いを行うことができ、請求書の送付や支払いの確認がスムーズに行えます。特に、毎月など定期的な支払いがある場合に便利です。

これらのキャッシュレスサービスは、保育園のニーズに応じて選択していきましょう。

保育園がキャッシュレスサービスを選ぶ際の7つのポイント

キャッシュレスサービスを選ぶ際には、複数の要素を総合的に考慮する必要があります。

選定基準詳細
①コスト初期費用、月額料金、決済手数料が安価か
②保護者側の登録義務キャッシュレスサービスを利用するにあたり、保護者側の登録が必須か
③対応決済手段多様な支払い方法に対応しているか
④セキュリティ個人情報の漏洩や不正利用のリスクを軽減する安全性の高いサービスか
⑤サポート体制迅速な対応が可能なカスタマーサポートがいるか
⑥会計システムとの連携既存の会計ソフトや管理システムとの連携ができるか
⑦会社としての実績導入実績数など会社の実績はあるか

これらの7つのポイントを総合的に評価し、保育園のニーズに最も合致するキャッシュレスサービスを選定しましょう。

次からは上記の7つのポイントをもとに、保育園向けキャッシュレス決済サービス5つを徹底比較していきます。

保育園向けキャッシュレスサービス比較5選

選定基準誰でも決済enpay会費ペイルクミー請求管理おがペイ
①コスト初期費用0円0円0円有料0円
月額費用0円有料0円有料有料
決済手数料0円(無料キャンペーン中)有料3.50%有料有料
②保護者側の登録義務◎登録不要
園児登録など不要。在園していない園児も利用しやすい
○LINEの友達追加のみ
LINEから好きな手段で支払い可能

入会申込Webフォームへの登録が必要

口座登録手続きには保護者アプリ(ルクミ― for FAMILY)への登録が必要

保護者連絡アプリ(おがスマへ)の登録が必要
③対応決済手段・クレジットカード
・PayPay
・au Pay
(その他QR決済順次追加予定)
・クレジットカード
・コンビニ
・PayPay
・LINE Pay
・au PAY
・enpayウォレット
・クレジットカード
・コンビニ
・口座振替
・口座振替
・全銀引き落とし
・クレジットカード
・コンビニ
・PayPay
④セキュリティセキュリティ対策済み(詳細次項)セキュリティ対策済みセキュリティ対策済みセキュリティ対策済み要問い合わせ
⑤サポート体制運用開始前に導入説明会の実施や質問など個別に手厚くサポート導入のご検討タイミングからご導入後まで万全のサポートをお約束電話・メールで初期設定や日々の運用をサポート
動画付きのWEBマニュアルやセミナー
・保護者向けの案内資料
・わかりやすいマニュアル
・安心のオンラインサポート
フリーダイヤルやリモート接続でのサポートも可能
⑥会計システムとの連携決済情報はボタン1つでCSVとして出力が可能会計データをダウンロードするだけ。費目ごとの料金もすべて自動集計freeeと連携可能要問合せ要問合せ
⑦会社としての実績全国で約8,000施設に導入されているおむつサブスク「手ぶら登園」を運営している企業が運営しているため安心。導入実績全国
2,300施設以上
加盟店数8000突破ルクミ―シリーズ累計導入数20,000件以上要問合せ

それぞれのサービス概要を詳しくみていきましょう。

1)誰でも決済

キャッシュレス決済サービス「誰でも決済」は、保育園・こども園・幼稚園・学童などに特化した集金業務支援サービスです。

①コスト

無料キャンペーン期間のため全て無料(0円)で利用いただけます。

  • 初期費用:無料(0円)
  • 月額費用:無料(0円)
  • 決済手数料:無料(キャンペーン期間中)

②保護者側の登録義務

園児登録など保護者側での登録作業は一切不要。在園していない園児も利用しやすいです。

③対応決済手段

下記の決済手段に対応しています。(2025年4月現在時点)

  • クレジットカード
  • PayPay
  • au Pay

④セキュリティ

セキュリティ対策は下記のとおりです。

  • 256bit暗号化通信という通信技術で暗号化されており、通信が傍受されてしまうリスクは極めて低い
  • 機密性の高い情報は暗号化して保管。
  • 万が一、悪意のある第三者が盗み見ようとしても、解読できないようになっている

⑤サポート体制

導入後に保育園施設向けの導入説明会を実施しております。キャッシュレス決済サービスが初めてでもご安心ください。

⑥会計システムとの連携

決済情報はボタン1つでCSVとして出力が可能です。決済後の集計作業に役立ちます。

⑦会社としての実績

全国で約8,000の保育施設に導入されているおむつサブスク「手ぶら登園」を運営している企業が運営しているため安心です。

2)enpay

enpay(エンペイ)は保育園・こども園・幼稚園・学童・塾・習い事教室などに特化した集金業務支援サービスです。

①コスト

コストは下記の通り、月額費用と決済手数料がかかります。

  • 初期費用:無料(0円)
  • 月額費用:有料
  • 決済手数料:有料

②保護者側の登録義務

LINEの友達追加のみが必要です。LINEから好きな手段で支払いが可能です。

③対応決済手段

下記の決済手段に対応しています。(2025年4月現在時点)

  • クレジットカード
  • コンビニ
  • PayPay
  • au PAY

④セキュリティ

セキュリティ対策は下記のとおりです。

  • 256bit暗号化通信という通信技術で暗号化されており、通信が傍受されてしまうリスクは極めて低い
  • 機密性の高い情報は暗号化して保管。
  • 万が一、悪意のある第三者が盗み見ようとしても、解読できないようになっている
  • IPアドレス制限あり

⑤サポート体制

導入のご検討タイミングからご導入後まで万全のサポートをしています。

⑥会計システムとの連携

会計データをダウンロードするだけ。費目ごとの料金もすべて自動集計ができます。

⑦会社としての実績

enpayの導入実績は全国2,300施設以上です。

3)会費ペイ

会費ペイは、入会申し込み、会員管理OB登録、支払方法登録、毎月の集金、催促などの5つのシステムを自動化した便利な会員管理システムです。

①コスト

コストは下記の通り、決済手数料がかかります。

  • 初期費用:無料(0円)
  • 月額費用:無料(0円)
  • 決済手数料:3.5%+100円

②保護者側の登録義務

利用には入会申込Webフォームへの登録が必要です。

③対応決済手段

下記の決済手段に対応しています。(2025年4月現在時点)

  • クレジットカード
  • コンビニ
  • 口座振替

④セキュリティ

セキュリティ対策は下記のとおりです。

  • PCI DSS準拠
  • PCI DSS SAQ Type-D
  • ISMS
  • プライバシーマーク

⑤サポート体制

電話・メールで初期設定や日々の運用をサポートしてくれます。
動画付きのWEBマニュアルやセミナーもあります。

⑥会計システムとの連携

freeeと連携可能

⑦会社としての実績

会費ペイの加盟店数は8,000を突破しています。

4)ルクミー請求管理

ルクミー請求管理はルクミー登降園との連携で保育園・幼稚園・こども園の保育料・利用料計算と、請求書・明細書・領収書の発行が簡単にできる請求管理システムです。

①コスト

コストは下記の通り、初期費用、月額費用、決済手数料がかかります。

  • 初期費用:有料
  • 月額費用:有料
  • 決済手数料:有料

②保護者側の登録義務

口座登録手続きには保護者アプリ(ルクミ― for FAMILY)への登録が必要です。

③対応決済手段

下記の決済手段に対応しています。(2025年4月現在時点)

  • 口座振替
  • 全銀引き落とし

④セキュリティ

セキュリティ対策は下記のとおりです。

  • 国際レベルのセキュリティ環境
  • プライバシーマーク取得
  • 24時間365日の監視と通信の暗号化
  • データ耐久性99.9%の自動バックアップ

⑤サポート体制

  • 保護者向けの案内資料
  • わかりやすいマニュアル
  • 安心のオンラインサポート

⑥会計システムとの連携

記載がないため不明。

⑦会社としての実績

ルクミ―シリーズ累計導入数20,000件以上

5)おがペイ

キャッシュレス機能「おがペイ」は、「おが~るシステム」の登降園情報を元に算出した保育料金のやりとりを非対面で行える機能です。

①コスト

コストは下記の通り、月額費用、決済手数料がかかります。

  • 初期費用:0円
  • 月額費用:有料
  • 決済手数料:有料

②保護者側の登録義務

保護者連絡アプリ(おがスマへ)の登録が必要です。

③対応決済手段

下記の決済手段に対応しています。(2025年4月現在時点)

  • クレジットカード
  • コンビニ
  • PayPay

④セキュリティ

記載がないため不明

⑤サポート体制

フリーダイヤルやリモート接続でのサポートも可能

⑥会計システムとの連携

記載がないため不明

⑦会社としての実績

記載がないため不明

キャッシュレス決済導入のステップと注意点

保育園でのキャッシュレス決済導入の手順

保育園でのキャッシュレス決済導入の手順は下記のとおりです。

  1. 保育園にとって最適なシステムを選定し、サービス提供会社へ問い合わせ。
  2. 園内で利用方法や運用フローを検討。
  3. システム提供会社との契約を締結し、導入スケジュールを策定する。
  4. 職員に対して決済システムの操作方法を習得するための研修を行う。
  5. 保護者向け説明会を開催し、キャッシュレス決済の利便性や安全性を説明する。

キャッシュレス導入を悩んでいる施設様では、保護者へキャッシュレスの利用希望有無をアンケートでとってみるといいかもしれませんね。

「誰でも決済」でキャッシュレス化を

保育園・こども園・幼稚園専用のキャッシュレスサービスでは、「誰でも決済」の活用をぜひご検討ください。

月額費用なしで、クレジットカードやQR決済各種をすぐに導入できるキャッシュレス決済サービスです。最低利用額や最低契約期間もないので、お気軽に導入できます!

以下のWebサイトよりお問い合わせください!