保育園における集金にはさまざまな方法が存在します。現金での支払い、口座振替、オンライン決済など、保護者や園の運営方針により異なります。
弊社BABY JOB株式会社 誰でも決済では、2024年1月22日~2月23日に、保育園を対象に「保育園における保護者からの料金徴収方法」に関するアンケートを実施し、保育園における料金徴収方法について調査を行いました。
保育料や給食費、延長保育料など、さまざまなカテゴリ別でどのような支払方法がよく使われているのか、キャッシュレス決済の割合はどのくらいなのかを解説していきます!
料金徴収方法として「口座振替・自動引き落とし」「キャッシュレス(PayPayやクレジットカード等)」「銀行振込」「現金持参(集金袋)」の4つの主要な選択肢を用意しました。※徴収していない・実施していない園は集計から除いています。
ここでは、8つのカテゴリごとにこれらの方法がどの程度利用されているかを分析し、特にキャッシュレス決済の利用状況について深堀りしていきます。
保育料や給食費の徴収方法として最も多かったのは「口座振替・自動引き落とし」で、全体の約67%を占めています。この方法は安定した収入管理が可能で、保育園にとっても効率的な徴収方法といえます。
一方で「キャッシュレス(PayPayやクレジットカード等)」の割合はおおよそ7%に留まっています。保護者にとって便利なキャッシュレス決済は、特に現金を持ち歩く手間を省くことができる点が評価されていますが、まだ完全には普及していないことが伺えます。
延長保育や預かり保育の料金徴収方法でも「口座振替・自動引き落とし」が圧倒的に多く、約46%がこの方法を選択しています。また、キャッシュレス決済の利用割合は約10%にとどまっています。
このことから、延長保育などの追加的なサービスについても、保護者にとっては手間をかけずに済む口座引き落としを好む傾向が見られます。
一時保育や一時預かりの料金徴収方法では、現金を持参する「集金袋」が最も多く、全体の約68%を占めています。
これに対して、キャッシュレス決済の利用はわずか7%程度に過ぎません。その保育園に通っていない子どもも利用することが多い一時保育での支払いは、キャッシュレスとの相性が良いため、これから普及していくことが考えられます。
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お泊り保育/遠足の集金方法。キャッシュレスの割合は?
お泊り保育や遠足などの特別活動に関しては、現金持参の割合が高く、約50%の保護者が現金で支払っています。
キャッシュレス決済の利用は他のカテゴリと比較して少なく、約9%程度です。特別な行事に対しては、やはり現金での支払いを選択する保護者が多いことがわかります。
入学金や入園料については、「口座振替・自動引き落とし」が40%を占め、次いで現金持参が30%です。キャッシュレス決済はわずか4%に留まり、依然として現金や振込による支払いが主流であることが分かります。
制服や体操着に関しては、現金持参の割合が非常に高く、約33%を占めています。キャッシュレス決済は7%程度であり、やはり小額の支払いに関しては現金が主流であることがわかります。
備品や教材費に関しては、約44%の保護者が現金で支払っており、次に多いのが「口座振替・自動引き落とし」です。キャッシュレス決済の利用割合は10%程度にとどまっています。現金での支払いが依然として主流である一方で、口座引き落としも利用されていることから、少しずつ便利な支払い方法が浸透していることがわかります。
課外活動に関する料金徴収方法では、口座振替・自動引き落としが約30%を占めています。キャッシュレス決済の割合は約6%と非常に低く、まだまだ現金が主流であることが分かります。
アンケート結果から、保育園における料金徴収方法にはまだまだ「口座振替・自動引き落とし」と「現金持参」の方法が主流であることがわかります。
特に「キャッシュレス決済」の利用割合は各カテゴリで低く、普及には時間がかかることが予想されます。
保護者にとって便利でスムーズな支払い方法として注目されているキャッシュレス決済ですが、今後さらに普及するためには、より多くの保育園が対応する必要があります。また、保護者側の意識改革も重要であり、便利で安心な支払い方法として、キャッシュレスの利用が進むことが期待されます。
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