認定こども園あかつき保育園は、茨城県坂東市にある幼保連携型認定こども園です。
2025年2月よりキャッシュレスサービス「誰でも決済」を導入いただいています。
導入前の現金管理の課題や導入後の変化についてお話をうかがいました!
A. 導入前は、絵本代や保護者会費、制服・教材費からバス利用料など、多様な費用を現金で徴収していました。
金額も集金頻度もばらばらなので、回収やお釣りの準備など、保育教諭、保護者ともに大きな負担がありました。
A. 最も負担だったのは、担任の両替業務です。
保護者の皆様から集金した小銭を、銀行まで行って紙幣に両替するのですが、
多忙な保育業務の合間に、銀行へ行く時間を作るのはとても大変でした。
また、各クラスから集まった現金を、月に一度銀行口座に入金する必要がありました。
このように、現金を扱うことで、紛失や金額間違い等のリスクによる精神的な負担がありました。
A. 利用者がどれくらいになるか不安もありましたが、特に大きな混乱もなく、ほぼ100%の保護者の方にご利用いただいており、キャッシュレス決済の利便性を実感しています。
また、決済者を園で管理する必要がないので、在園していない人が利用する「一時預かり事業」や「地域子育て支援センター」、「学童保育」などでも利用できると聞いていましたが、うまく導入できるか不安でした。今のところ問題なく利用いただいており安心しています。
A. やり取りが煩雑だった制服・教材(体操服や自由画帳など)の購入についても、
保護者が欲しい制服・教材を連絡帳に記載→保育教諭が金額と決済URLを連絡帳に記載→誰でも決済で支払う とスムーズになりました。
導入前は、集金袋による送迎時の現金決済が中心でしたが、導入後はご自宅での決済がほとんどです。
保護者の皆様は時間に縛られることなく、ご都合の良い時間に自宅で決済ができるようになりました。
また、地域子育て支援センターでは、カフェの利用料などをQRコードで決済してもらい、利用者からは「小銭が必要なく、簡単!」と好評をいただいています。
認定こども園あかつき保育園では、「誰でも決済」の導入によって、煩雑な両替作業や現金管理の負担が軽減されました。
これにより、本来の保育業務に集中できる時間が増え、子どもたちと向き合う時間をより確保できるようになっています。
また、保護者の皆様にとっても、時間や場所に縛られず、多様な支払い方法で決済ができるようになるなど、利便性が向上しています。
現金管理の課題を抱える保育施設も、参考にしていただければと思います。