~来年本格開始「こども誰でも通園制度」に向けて、キャッシュレス決済の選択肢を~
札幌市では2026年度から本格実施となる「こども誰でも通園制度」の開始に向けて、細かな現金の徴収が増えることを想定し、2025年7月よりキャッシュレス決済「誰でも決済」を導入することを決めました。(契約期間2026年3月末まで)
これまで公立保育施設では、一時預かりの料金を現金で徴収しており、保育士は現金の管理といった手間が発生していました。また、現金を持ち歩かない保護者が増えている中で、細かい現金を準備する負担も課題となっていました。
「誰でも決済」の導入により、保育士は現金のやりとりや管理から解放され、保護者も会員登録不要で、VISA/Mastercard/Diners Club/JCB/American Express等のクレジットカードや、PayPay/au PAYなどの各種QRコード1決済など、さまざまな方法で支払いができるようになります。
札幌市 子育て支援課 加藤氏
「これまで一時預かりにかかる料金を現金のみの徴収としており、保護者へおつりが出ないようにお持ちいただくことをご案内していました。現場の保育士より業務効率化の観点からキャッシュレス決済導入の希望が多かったことから、導入することとしました。これにより保護者の負担軽減にも繋げることができたのではないかと感じております。」