【2024年】保育園キャッシュレス決済サービス5選を徹底比較!導入のメリットとは?
- 公開日時:2025/01/22
- 更新日時:2025/01/22
カテゴリー:お知らせ
保育園における現金での集金は、保育士や保護者にとって大きな負担となっています。
本記事では、キャッシュレス決済の現状やメリット・デメリットを解説します。そのうえで、保育園向けのおすすめキャッシュレス決済サービスを比較していきます。
保育園におけるキャッシュレス決済の現状と課題
保育園におけるキャッシュレス決済の導入状況と普及度
現在、日本の保育施設でキャッシュレス決済サービスを導入している保育園の割合はわずか5.5%しかありません。
出典:【調査レポート】 保育園における請求・集金に関する実態調査アンケート キャッシュレス決済(電子決済)の導入率は5.5%
保育園にてキャッシュレス決済サービスの導入が進まない理由としては、初期費用や手数料への懸念があげられます。
ICT技術の進化により、今後はキャッシュレス決済の普及が期待されています。
保育園における現金集金の課題
保育園での現金集金は、保護者と保育園の両者にとって多くの手間を伴う問題です。
毎月の保育料、教材費、イベント参加費など、現金のやり取りはミスやトラブルの温床となりがちです。具体的には、下記のような課題があげられます。
- 保護者が現金を忘れる
- お釣りの準備不足が発生する
- 集金担当者(保育士)の負担がある
- セキュリティ面での懸念がある
- 帳簿管理の手間がある
こうした課題を解決するためには、クレジットカード決済やQRコードを利用したキャッシュレス決済サービスの導入が有効です。
キャッシュレス決済サービスにはどのようなメリットとデメリットがあるのか見ていきましょう。
保育園におけるキャッシュレス決済のメリットとデメリット
保育園におけるキャッシュレス決済のメリット
メリット | 詳細 |
---|---|
利便性の向上 | 保護者は現金を持たずにオンラインで手軽に決済可能。 |
現金管理が不要 | 保育園側の、紛失や盗難リスクの軽減。 |
保育に集中できる | 保育士が教育や保育に集中できる環境の整備。 |
会計業務の効率化 | 支払履歴の自動記録機能による経理業務の効率化。 |
環境に優しい | 紙の領収書不要でペーパーレス化が推進。 |
■保護者へのメリット
-
利便性の向上
キャッシュレス決済の最大のメリットは、利便性の向上です。保護者は現金を持ち歩く必要がなく、オンラインで手軽に決済ができるため、支払いの手間が大幅に軽減されます。特に忙しい保護者にとって、スマートフォンやパソコンから支払いが完結することは大きな魅力です。
■保育園へのメリット
-
現金管理が不要
また、保育園側にとっても、現金管理の負担が減り、収入の透明性が高まるという利点があります。現金の取り扱いがなくなることで、紛失や盗難のリスクも軽減され、安全性が向上します。
-
保育に集中できる
保育園の業務プロセスが効率化され、保育士がより教育や保育に集中できる環境が整います。
-
会計業務の効率化
キャッシュレス決済のシステムは、支払履歴の自動記録機能を備えていることが多く、会計処理の精度向上や経理業務の効率化にも寄与します。
■環境へのメリット
紙の領収書が不要になることで、ペーパーレス化が推進され、エコフレンドリーな取り組みとして評価されます。
これらのメリットが相まって、キャッシュレス決済は現代の保育園にとって、不可欠な要素となりつつあります。
保育園におけるキャッシュレス決済のデメリット
キャッシュレス決済は多くの利便性を提供しますが、いくつかのデメリットも存在します。
デメリット | 詳細 |
---|---|
初期投資がかかる | システム導入の初期費用がかかります。 またシステムに慣れてもらうための保育士への説明などトレーニングコストもかかる場合があります。 |
技術的なトラブル | システム障害やネットワークの問題が発生すると、決済ができなくなるリスクがあります。機器やソフトウェアのメンテナンスが必要で、コストがかかることも考慮しなければなりません。 |
セキュリティの問題 | 個人情報や決済情報のデジタル化により、ハッキングやデータ漏洩のリスクが高まります。セキュリティ対策が不十分だと、信頼性に疑問を持たれる可能性があります。 |
利用が困難な方への対処 | 高齢者や技術に不慣れな人々にとって、システムの使用が困難である場合もあります。サポート体制を整える必要があります。 |
-
初期費用がかかる
加えて、キャッシュレス決済を導入するための初期投資もデメリットの一つです。システムを導入するためのコストや、システムに慣れてもらうための保育士への説明などトレーニングコストもかかる場合があります。
-
技術的なトラブル
システム障害やネットワークの問題が発生すると、決済ができなくなるリスクがあります。また、機器やソフトウェアのメンテナンスが必要で、これにはコストがかかることも考慮しなければなりません。
-
セキュリティの問題
個人情報や決済情報がデジタル化されるため、ハッキングやデータ漏洩のリスクが高まります。保護者がキャッシュレスシステムを利用する際に、セキュリティ対策が不十分だと感じる場合、信頼性に疑問を持たれる可能性があります。
-
利用が困難な方への対処
全ての保護者がキャッシュレス決済に対応できるわけではありません。
高齢者や技術に不慣れな人々にとっては、システムの使用が困難である場合もあります。このため、キャッシュレス決済を導入する際は、全ての保護者が使いやすいようにサポート体制を整える必要があります。
これらのデメリットを考慮することで、よりバランスの取れた導入が可能になります。
保育園におけるキャッシュレスシステムの種類と選び方
キャッシュレスサービスの種類
キャッシュレスサービスは多様な形式が存在し、それぞれに特有の利点があります。
キャッシュレス手段 | 特徴 | 用途 |
---|---|---|
クレジットカード/デビットカード | 広範囲で利用可能、導入のハードルが低い | 日常的な支払い |
電子マネー(プリペイド) | 小額決済に便利、迅速で簡単 | 昼食代、イベント費用の支払い |
スマートフォン決済 | 専用端末不要、手軽に導入可能 | QRコード/バーコードでの支払い |
オンライン決済・口座振替 | インターネットを介した支払い、請求書の送付がスムーズ | 定期的な支払い |
■クレジットカード・デビットカード
まず、クレジットカードやデビットカードは、古くから利用されているキャッシュレス手段で、広範囲での利用が可能です。これらは、保護者が日常的に利用していることが多く、導入のハードルが低い点が特徴です。
■電子マネー(プリペイド)
ICカード決済があります。交通系ICカードや電子マネーがこれに該当し、主に小額決済に便利です。保育園では、園児の昼食代やイベント費用の支払いなどに活用されることが多く、迅速で簡単な取引が可能です。
■スマートフォン決済
さらに、近年注目されているのがスマートフォン決済です。スマートフォンを利用した決済で、QRコードやバーコードを読み取ることで支払いを完了します。これにより、専用の端末を必要とせず、手軽に導入できるため、保育園においても普及が進んでいます。
■オンライン決済・口座振替
また、オンライン決済も重要なキャッシュレスサービスの一つです。保護者がインターネットを介して支払いを行うことができ、請求書の送付や支払いの確認がスムーズに行えます。特に、定期的な支払いが生じる場面でその利便性が発揮されます。
これらのキャッシュレスサービスは、保育園のニーズに応じて選択することが重要です。
例えば、保護者の利便性を追求するならクレジットカードやスマートフォン決済が、現金の取り扱いを減らしたい場合は電子マネー(プリペイド)が適しています。
それぞれのサービスの特性を理解し、最適な選択をすることが、保育園の業務効率化と利用者の満足度向上につながるでしょう。
保育園がキャッシュレスサービスを選ぶ際の7つのポイント
キャッシュレスサービスを選ぶ際には、複数の要素を総合的に考慮する必要があります。
選定基準 | 詳細 |
---|---|
①コスト | 初期費用、月額料金、決済手数料が安価か |
②保護者側の登録義務 | キャッシュレスサービスを利用するにあたり、保護者側の登録が必須か |
③対応決済手段 | 多様な支払い方法に対応しているか |
④セキュリティ | 個人情報の漏洩や不正利用のリスクを軽減する安全性の高いサービスか |
⑤サポート体制 | 迅速な対応が可能なカスタマーサポートがいるか |
⑥会計システムとの連携 | 既存の会計ソフトや管理システムとの連携ができるか |
⑦会社としての実績 | 導入実績数など会社の実績はあるか |
これらの7つのポイントを総合的に評価し、保育園のニーズに最も合致するキャッシュレスサービスを選定しましょう。
次からは上記の7つのポイントをもとに、保育園向けキャッシュレス決済サービス5つを徹底比較していきます。
保育園向けキャッシュレスサービス比較5選
選定基準 | 誰でも決済 | enpay | 会費ペイ | ルクミー請求管理 | おがペイ | |
---|---|---|---|---|---|---|
https://daredemo-kessai.com/ | https://www.enpay.co.jp/ | https://kaihipay.jp/ | https://lookmee.jp/invoice/ | https://ogaru.jp/op_ogapay/ | ||
①コスト | 初期費用 | 0円(無料キャンペーン中) | 0円 | 0円 | 有料 | 0円 |
月額費用 | 0円(無料キャンペーン中) | 有料 | 0円 | 有料 | 有料 | |
決済手数料 | 0円(無料キャンペーン中) | 有料 | 3.50% | 有料 | 有料 | |
②保護者側の登録義務 | ◎登録不要 園児登録など不要。在園していない園児も利用しやすい |
○LINEの友達追加のみ LINEから好きな手段で支払い可能 |
△ 入会申込Webフォームへの登録が必要 |
△ 口座登録手続きには保護者アプリ(ルクミ― for FAMILY)への登録が必要 |
△ 保護者連絡アプリ(おがスマへ)の登録が必要 |
|
③対応決済手段 | ・クレジットカード 今後は下記の決済手段にも対応予定です。 ・PayPay ・au Pay ・楽天ペイ |
・クレジットカード ・コンビニ ・PayPay ・LINE Pay ・au PAY ・enpayウォレット |
・クレジットカード ・コンビニ ・口座振替 |
・口座振替 ・全銀引き落とし |
・クレジットカード ・コンビニ ・PayPay |
|
④セキュリティ |
・256bit暗号化通信という通信技術で暗号化されており、通信が傍受されてしまうリスクは極めて低い ・機密性の高い情報は暗号化して保管。 ・万が一、悪意のある第三者が盗み見ようとしても、解読できないようになっている |
セキュリティ対策済み | セキュリティ対策済み | セキュリティ対策済み | 記載がないため不明 | |
⑤サポート体制 | 導入後に保育園施設向けの導入説明会を実施 | 導入のご検討タイミングからご導入後まで万全のサポートをお約束 | 電話・メールで初期設定や日々の運用をサポート 動画付きのWEBマニュアルやセミナー |
・保護者向けの案内資料 ・わかりやすいマニュアル ・安心のオンラインサポート |
・フリーダイヤルやリモート接続でのサポートも可能 | |
⑥会計システムとの連携 | 決済情報はボタン1つでCSVとして出力が可能 | 会計データをダウンロードするだけ。費目ごとの料金もすべて自動集計 | freeeと連携可能 | 記載がないため不明 | 記載がないため不明 | |
⑦会社としての実績 | 全国で約5,000施設に導入されているおむつサブスク「手ぶら登園」を運営している企業が運営しているため安心。 | 導入実績全国 2,300施設以上 |
加盟店数8000突破 | ルクミ―シリーズ累計導入数20,000件以上 | 記載がないため不明 |
1)誰でも決済
キャッシュレス決済サービス「誰でも決済」は、保育園・こども園・幼稚園などに特化した集金業務支援サービスです。
①コスト
無料キャンペーン期間のため全て無料(0円)で利用いただけます。
- 初期費用:無料(0円)
- 月額費用:無料(0円)
- 決済手数料:無料(0円)
②保護者側の登録義務
園児登録など保護者側での登録作業は一切不要。在園していない園児も利用しやすいです。
③対応決済手段
下記の決済手段に対応しています。(2024年12月現在時点)
- クレジットカード
今後は下記の決済手段にも対応予定です。
- PayPay
- au Pay
- 楽天ペイ
④セキュリティ
セキュリティ対策は下記のとおりです。
- 256bit暗号化通信という通信技術で暗号化されており、通信が傍受されてしまうリスクは極めて低い
- 機密性の高い情報は暗号化して保管。
- 万が一、悪意のある第三者が盗み見ようとしても、解読できないようになっている
⑤サポート体制
導入後に保育園施設向けの導入説明会を実施しております。キャッシュレス決済サービスが初めてでもご安心ください。
⑥会計システムとの連携
決済情報はボタン1つでCSVとして出力が可能です。決済後の集計作業に役立ちます。
⑦会社としての実績
全国で約5,000の保育施設に導入されているおむつサブスク「手ぶら登園」を運営している企業が運営しているため安心です。
2)enpay
enpay(エンペイ)は保育園・こども園・幼稚園・学童・塾・習い事教室などに特化した集金業務支援サービスです。
①コスト
コストは下記の通り、月額費用と決済手数料がかかります。
- 初期費用:無料(0円)
- 月額費用:有料
- 決済手数料:有料
②保護者側の登録義務
LINEの友達追加のみが必要です。LINEから好きな手段で支払いが可能です。
③対応決済手段
下記の決済手段に対応しています。(2024年12月現在時点)
- クレジットカード
- コンビニ
- PayPay
- LINE Pay
- au PAY
- enpayウォレット
④セキュリティ
セキュリティ対策は下記のとおりです。
- 256bit暗号化通信という通信技術で暗号化されており、通信が傍受されてしまうリスクは極めて低い
- 機密性の高い情報は暗号化して保管。
- 万が一、悪意のある第三者が盗み見ようとしても、解読できないようになっている
- IPアドレス制限あり
⑤サポート体制
導入のご検討タイミングからご導入後まで万全のサポートをしています。
⑥会計システムとの連携
会計データをダウンロードするだけ。費目ごとの料金もすべて自動集計ができます。
⑦会社としての実績
enpayの導入実績は全国2,300施設以上です。
3)会費ペイ
会費ペイは、入会申し込み、会員管理OB登録、支払方法登録、毎月の集金、催促などの5つのシステムを自動化した便利な会員管理システムです。
①コスト
コストは下記の通り、決済手数料がかかります。
- 初期費用:無料(0円)
- 月額費用:無料(0円)
- 決済手数料:3.5%
②保護者側の登録義務
利用には入会申込Webフォームへの登録が必要です。
③対応決済手段
下記の決済手段に対応しています。(2024年12月現在時点)
- クレジットカード
- コンビニ
- 口座振替
④セキュリティ
セキュリティ対策は下記のとおりです。
- PCI DSS準拠
- PCI DSS SAQ Type-D
- ISMS
- プライバシーマーク
⑤サポート体制
電話・メールで初期設定や日々の運用をサポートしてくれます。
動画付きのWEBマニュアルやセミナーもあります。
⑥会計システムとの連携
freeeと連携可能
⑦会社としての実績
会費ペイの加盟店数は8,000を突破しています。
4)ルクミー請求管理
ルクミー請求管理はルクミー登降園との連携で保育園・幼稚園・こども園の保育料・利用料計算と、請求書・明細書・領収書の発行が簡単にできる請求管理システムです。
①コスト
コストは下記の通り、初期費用、月額費用、決済手数料がかかります。
- 初期費用:有料
- 月額費用:有料
- 決済手数料:有料
②保護者側の登録義務
口座登録手続きには保護者アプリ(ルクミ― for FAMILY)への登録が必要です。
③対応決済手段
下記の決済手段に対応しています。(2024年12月現在時点)
- 口座振替
- 全銀引き落とし
④セキュリティ
セキュリティ対策は下記のとおりです。
- 国際レベルのセキュリティ環境
- プライバシーマーク取得
- 24時間365日の監視と通信の暗号化
- データ耐久性99.9%の自動バックアップ
⑤サポート体制
- 保護者向けの案内資料
- わかりやすいマニュアル
- 安心のオンラインサポート
⑥会計システムとの連携
記載がないため不明。
⑦会社としての実績
ルクミ―シリーズ累計導入数20,000件以上
5)おがペイ
キャッシュレス機能「おがペイ」は、「おが~るシステム」の登降園情報を元に算出した保育料金のやりとりを非対面で行える機能です。
①コスト
コストは下記の通り、月額費用、決済手数料がかかります。
- 初期費用:0円
- 月額費用:有料
- 決済手数料:有料
②保護者側の登録義務
保護者連絡アプリ(おがスマへ)の登録が必要です。
③対応決済手段
下記の決済手段に対応しています。(2024年12月現在時点)
- クレジットカード
- コンビニ
- PayPay
④セキュリティ
記載がないため不明
⑤サポート体制
フリーダイヤルやリモート接続でのサポートも可能
⑥会計システムとの連携
記載がないため不明
⑦会社としての実績
記載がないため不明
キャッシュレス決済導入のステップと注意点
保育園でのキャッシュレス決済導入の手順
保育園でのキャッシュレス決済導入の手順は下記のとおりです。
- 保育園にとって最適なシステムを選定し、サービス提供会社へ問い合わせ。
- 園内で利用方法や運用フローを検討。
- システム提供会社との契約を締結し、導入スケジュールを策定する。
- 職員に対して決済システムの操作方法を習得するための研修を行う。
- 保護者向け説明会を開催し、キャッシュレス決済の利便性や安全性を説明する。
「誰でも決済」でキャッシュレス化を
キャッシュレス化を実現するために、保育園・こども園・幼稚園専用のキャッシュレス決済サービス「誰でも決済」の活用をぜひご検討ください。
誰でも決済は、月額費用なしで、クレジットカードやPayPayなどのキャッシュレス決済をすぐに導入できるキャッシュレス決済サービスです!
以下のWebサイトよりお問い合わせください
https://daredemo-kessai.com/